アジアカップで見せた驚異のメンタル “韓国のジョタ”とも呼べ...の画像はこちら >>

韓国代表としてアジアカップを戦ったファン・ヒチャン photo/Getty Images

豪州戦では終了間際にPKも決めた

最終的にはベスト4でヨルダン代表に敗れたが、アジアカップ2023で驚異の粘り強さを見せた韓国代表。

エースのソン・フンミンも印象的ではあったが、同じ前線で目立っていたのがウォルバーハンプトン所属のFWファン・ヒチャンだ。



怪我で出遅れていたファン・ヒチャンだが、最大の特長は怖いもの知らずなメンタルだろう。最大のハイライトは準々決勝のオーストラリア戦で、0-1で負けていた韓国は後半アディショナルタイムにソン・フンミンが倒されてPKを獲得。そのままソン・フンミンが蹴るかと思いきや、ファン・ヒチャンがキッカーを担当。かなりプレッシャーのかかる場面だったはずだが、ファン・ヒチャンは冷静かつ豪快に蹴り込んで延長戦へと持ち込んだ。

ファン・ヒチャンは2022年のワールドカップ・カタール大会でもポルトガル代表相手に後半アディショナルタイムにゴールを奪っていて、かなり気持ちの強い選手だ。

英『INews』は、28歳を迎えたファン・ヒチャンこそソン・フンミンの後継者と高く評価する。2026年のワールドカップへ韓国代表を引っ張る存在となれるはずで、今季はプレミアリーグでも10ゴールを奪っている。ウォルバーハンプトンからのステップアップも不可能ではない。

「韓国では、ファン・ヒチャンを31歳と先輩のソン・フンミンの後継者と見る向きもある。同じウォルバーハンプトンでは、現在リヴァプールでプレイするディオゴ・ジョタも似たような選手だった。当時は決して注目度の高い選手ではなかったジョタだが、ファンから非常に愛されている選手だった。フィニッシャーとして優秀で、その性格やスタイルは好戦的だ。
ファン・ヒチャンもジョタもハングリーで、彼らは決して走ることを止めない」

世界で戦うには、テクニックだけでは不十分だ。強靭なメンタルも必要で、オーストラリア戦のあの場面でPKを蹴り込むファン・ヒチャンのメンタリティは見事と言うしかない。28歳と中堅世代ではあるが、今後が楽しみな選手だ。

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