いよいよムバッペのレアル移籍が動き出す photo/Getty Images
ムバッペ側は給与減も辞さない構えか
パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペの、長きにわたる移籍の物語はいよいよクライマックスを迎えるようだ。
ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏などが報じたところによると、ムバッペはPSGのナセル・アル・ケライフィ会長に今シーズン限りでの退団の意向を伝えたという。
英『Daily Mail』は、これはムバッペ側が金銭的な要求を下げる用意があるという明確なサインだと報じている。現在のムバッペの給与は税引き後で年俸2140万ポンドにも及ぶとみられているが、レアルがここまでの給与を与えることはないだろうとされてきた。ムバッペ側はある程度の給与減をのむ用意があるようだ。ただ序列としては最上位にあるようで、レアルがジュード・ベリンガムやヴィニシウス・ジュニオールの給与を上回る待遇をムバッペに与えるつもりだと同紙は報じている。
また、8500万ポンド以上にものぼるとされる契約金を支払って、肖像権の何%かを保有するための交渉も開始されるという。
おそらく今夏に退団することになるルカ・モドリッチの背番号「10」をムバッペが継承するだろうとも報じられている。二転三転したムバッペのレアル移籍だが、いよいよ実現のときが近そうだ。