今季はアストン・ヴィラでプレイしているザニオーロ photo/Getty Images
もう24歳と若手ではなくなってきた
イタリア代表FWニコロ・ザニオーロは、イタリアより出てきた天才アタッカーなのか。それとも、評価が高すぎたのか。
ザニオーロは昨年の冬にローマを離れてトルコのガラタサライへと移籍し、今季はイングランドのアストン・ヴィラにレンタル移籍している。しかし、プレミアリーグではここまで僅か1ゴールと結果が出ていない。最後に先発したのは12月のボーンマス戦となっていて、それも前半だけでベンチへ退いている。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、ザニオーロはイタリア・セリエAへ戻りたいと考えているという。現在はフィオレンティーナ、ミラン、ユヴェントスといったクラブが関心を示しているようだが、24歳を迎えたザニオーロをどう評価すべきかは難しい。
イタリア代表でも17試合プレイしていて、代表監督がルチアーノ・スパレッティに交代してからも招集は受けている。昨年11月のEURO2024予選にも出場しているが、アストン・ヴィラでの現状を考えれば今夏のEURO本大会に招集されるかは分からない。
今のところアストン・ヴィラがザニオーロを完全移籍で獲得する可能性は低いようだが、ザニオーロが本領を発揮できるクラブはどこにあるのか。