アジアカップにも出場したイェンギ photo/Getty Images
現在はポーツマスで奮闘中
優勝候補の一角としてアジアカップ2023に臨んだオーストラリア代表は、韓国に敗れてベスト16で姿を消した。ここからは2026年のワールドカップ北中米大会へ向けたアジア予選を戦っていくことになるが、オーストラリアが探しているのがミッチェル・デュークの後継者となるストライカーだ。
FC町田ゼルビアに所属するデュークは、今回のアジアカップでも主力としてプレイしていた。ただ、33歳とベテランではある。2026年のワールドカップへ新戦力は必要だ。
期待されるのは、今回のアジアカップでもグループステージ第2戦のウズベキスタン戦にフル出場していた187cmの大型FWクシニ・イェンギだ。
25歳のイェンギはイングランドのポーツマスに所属している。かつてはプレミアリーグでも戦っていたポーツマスだが、現在はイングランド3部相当となるリーグ1でのプレイを強いられている。
今季は現時点でリーグ1の首位に立っているが、そこでイェンギも14戦4ゴールと奮闘。豪『FTBL』にて、イェンギはもっとオーストラリア代表で結果を出していきたいと意気込む。
「代表でもキャップを獲得できたし、ここから代表の成功とワールドカップ出場権獲得に貢献すべくゴールを決めていきたい。代表のユニフォームに袖を通すたびにサポーターを興奮させられるように最善を尽くすよ」
「今の代表は本当に優れた若手たちが出てきているから、連携を築いて新たな時代を構築できることを楽しみにしている。将来的に成功し、特別な世代の選手として伝説を残せることを願っている。アジアカップに出場した選手の多くは海外に拠点を置いていて、競争力の高いサッカーを経験している。
アジアカップは残念な結果だったが、ワールドカップ・カタール大会ではベスト16に入るなど手応えを掴んでいる。まずは次のワールドカップ出場権獲得が目標だが、イェンギは新世代のエースとなれるか。

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