ウェストハムでプレイするフィリップス photo/Getty Images
フィリップスはリーズのアカデミー出身
英2部チャンピオンシップのリーズ・ユナイテッドが、来季プレミアリーグに昇格した場合、マンチェスター・シティからウェストハムにローン移籍中のイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスとの再契約を熱望しているようだ。英『Football Insider』が報じている。
フィリップスは、2022年夏にリーズからシティに移籍したが、満足に試合出場の機会を与えられることもなく、今年1月にウェストハムにローンで加入した。しかし、フィリップスはウェストハムでも苦戦している。デビュー戦で失点シーンに関与し、その後の試合でもファウルで退場と、チームに貢献しているとは言い難い。そんな状況のなか、今シーズン終了後、フィリップスがシティに戻り、完全売却されることを、リーズは期待しているという。
フィリップスは、リーズのアカデミー出身で、現在もホームスタジアムのエランド・ロードでは大人気だ。フィリップスの高額な週給14万ポンド(約2670万円)が足かせとなることも考えられるが、リーズは過去にロドリゴ・モレノ・マチャドに10万ポンド(約1910万円)の週給を払っていたこともあり、問題ないとの見方もある。
現在、リーズはチャンピオンシップ2位で、2月23日に行われた現在1位のレスター・シティとの首位決戦にも勝利し、好調を維持している。しかし、3位のイプスウィッチと勝ち点は並んでおり、来季のプレミアリーグ昇格が確定しているとはいえない。
あくまで、この移籍はプレミアリーグに昇格した場合の計画のようだが、リーズファンは、アカデミー出身のスターの帰還を心待ちにしているのは間違いない。