最年少記録を塗り替えてきたヤマルも、今度は塗り替えられる側に photo/Getty Images
新たな宝石の発掘
バルセロナのリザーブチームにあたるFCバルセロナ・アトレティックで、ギジェ・フェルナンデスが15歳9カ月と13日という史上最年少での試合出場を果たした。
ラミン・ヤマルがリザーブチームでデビューする前に、すでにトップチームでプレイしていたことは記憶に新しいが、昨年ヤマルが達成したリザーブチームでの最年少デビュー記録を10日間上回り、ギジェ・フェルナンデスが塗り替えることとなった。
ギジェ・フェルナンデスは以前から下部組織ラ・マシアの偉大な才能を持つ一人とみなされており、彼を高く評価する監督のシャビ・エルナンデスの指示のもと、すでにトップチームの練習に何度か参加しているという。
足元の技術、スピード、戦術眼、得点能力など、現代サッカーに求められる多くのスキル兼ね備えているとされる万能型MFのギジェ・フェルナンデスだが、このまま順調に成長していけば、遅かれ早かれトップチームの一員に名を連ねることになるはずだ。今季は残り試合で、シャビからどれだけトップチームでの出場のチャンスがもらえるかはわからないが、既にトップチームで眩いほどの輝きを見せている同年代のパウ・クバルシやヤマルらとともに、ホットラインを形成する未来はそう遠くはないだろう。