アーセナルの最終ラインを引き締めるマガリャンイス photo/Getty Images
相手FWに感情をぶつけることも珍しくないファイター型DF
リーグ戦30試合を消化した段階で、プレミア最少の24失点に守備をまとめているアーセナル。その中心となっているのがウィリアム・サリバ&ガブリエウ・マガリャンイスのセンターバックコンビだが、アーセナル専門メディア『Pain In The Arsenal』はマガリャンイスの方は過小評価されているのではないかと取り上げている。
サリバはスピードもあり、1対1に抜群の強さを誇るセンターバックとして称賛される機会が多い。マガリャンイスも称賛されていないわけではないが、同サイトはもっと評価すべきセンターバックと主張する。
スコアレスドローで終えた3月31日のマンチェスター・シティ戦では、マガリャンイスとマンCのFWアーリング・ハーランドが最後までやり合っていたのが特長的だった。マガリャンイスは相手のFWに対して感情をぶつけることも珍しくなく、そうした姿勢がチームに火をつけることもある。単純なテクニックだけでなく、メンタリティも同サイトが評価する理由なのだ。
「アーセナルではサリバに関して語る人は多いが、同じセンターバックのマガリャンイスについてはあまり聞かない。しかしガブリエウは力強く、プレミアリーグ最高レベルの防波堤である。彼は感情を隠そうとせず、声を出してチーム全体の集中力を高めている」
同サイトはその特長から、アーセナルで活躍した元イングランド代表DFソル・キャンベル型なセンターバックと表現している。キャンベルもリーダーシップの取れるセンターバックだったが、アーセナルにとってマガリャンイスはキャンベル以来では数少ないリーダータイプと言えるか。

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