エミレーツで行われたアーセナルとマンUのゲームは注目を集めた photo/Getty Images
欧州の女子サッカーに吹く新たな風
欧州を中心に女子サッカー界は成長を続けている。中でも印象的なのはイングランド国内リーグだ。
イングランドではウェストハムで日本代表DF清水梨紗、MF林穂之香、マンチェスター・シティでMF長谷川唯、リヴァプールでMF長野風花、マンチェスター・ユナイテッドでMF宮澤ひなたがプレイするなど、なでしこジャパンの選手たちも参戦している。
そのイングランド国内リーグでは、今季の入場者数が100万人を突破したという。これは1部のFA女子スーパーリーグ、2部の女子チャンピオンシップを合わせた数字で、リーグの最高経営責任者であるニッキー・ドゥセ氏も手応えを口にする。
「ウィメンズ・スーパーリーグとウィメンズ・チャンピオンシップ全体での来場者数が100 万人を超えたことは、この国の女子サッカーへの関心を物語っている。これは旅の始まりにすぎない。私たちのゲームが成長し続け、今後数年間でこれらの記録が何度も破られるのを期待している」(『BBC』より)。
今季は男子クラブが使用する大型スタジアムで試合を開催する機会も増えていて、2月にはエミレーツ・スタジアムでアーセナル・ウィメンFCとマンチェスター・ユナイテッドWFCが対戦し、6万人を超える観衆を記録している。
今後もこの人気は続いていきそうで、女子サッカー界に新たな風が吹いている。

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