ビジャレアルでセルロートは大暴れ photo/Getty Images
ビジャレアルは1000万ユーロでセルロートを獲得している
今季のレアル・ソシエダに後悔があるとすれば、やはりセンターフォワード問題だろう。昨季はライプツィヒからFWアレクサンデル・セルロートをレンタルで獲得していたのだが、ソシエダはセルロートを完全移籍で獲得しなかった。
そのセルロートは昨夏にビジャレアルへ1000万ユーロの移籍金で完全移籍し、今季リーグ戦で得点ランク2位となる19ゴールを挙げている。ソシエダにリーグ戦二桁得点者が誰もいない現状を見れば、ソシエダに大きな後悔があるのは間違いない。
『ESPN』も「セルロートを獲れなかったのはソシエダ最大の過ち」と取り上げている。ソシエダは現在リーグ6位に位置しているが、セルロートを獲得できていればトップ4も狙えたかもしれない。
「ソシエダはセルロートへのリスペクトを欠いた一方で、ウマル・サディク、さらにシーズン途中に加えたアンドレ・シウバに信頼を置いた。開幕から9か月、ソシエダの迷走は明らかだ」
久保建英のような優れたチャンスメイカーもいるだけに、チャンスボールをきっちりと決められるセンターフォワードがいれば状況は変わっていたかもしれない。