ポルトで得点を重ねてきたタレミ photo/Getty Images
5大リーグ挑戦の時が迫る
ポルトガルの名門FCポルトで182試合をこなし、91ゴール56アシストとの成績を残してきたイラン代表FWメフディ・タレミ。2020年の加入から圧巻のパフォーマンスを見せ続けてきたイランのエースは、今夏にセリエA王者インテルへの加入が内定しているとされる。
今季は国内リーグで6ゴールしか奪えなかったが、26日に行われたタッサ・デ・ポルトガル決勝ではスポルティングCP相手に延長戦でゴールを決め、チームを2-1の勝利へ導いた。タレミにとっては最高のフィナーレだ。
ポルトガル『Porto Canal』がタレミのコメントを伝えているが、タレミはポルトでの日々が素晴らしいものだったと振り返る。
「この4年間、このチームの一員でいられたことは光栄だ。信じられないほど素晴らしかった。今日は決定的なゴールを決めることができたけど、その感覚は信じられないものだ。僕たちはクラブとサポーターのためにプレイした。カップを獲得できてよかったよ」
「今年はアジアカップがあり、そこに集中していた。ポルトではあまり良いプレイができず、申し訳ないと思っている。それでも常にベストを尽くしてきたし、できる限りのことをした。ポルトの幸運を祈っている、これからは大ファンになるよ」
インテルにとっても、ポルトガルで結果を出してきたタレミの獲得は貴重だ。ラウタロ・マルティネス、マルクス・テュラムの負担を軽減できるFWとしては理想的で、31歳を迎えているタレミにとっても5大リーグ挑戦は待ち望んでいたものだろう。