クリスタル・パレスへの移籍が噂される鎌田大地 photo/Getty images
ラツィオとの新契約は契約解除条項の問題で決裂
日本代表MF鎌田大地のプレミアリーグ参戦が間近に迫っている。
31日、著名記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、イタリアのラツィオに所属する鎌田は今夏の移籍市場でプレミアリーグのクリスタル・パレスへ移籍する可能性が高いようだ。
昨夏にドイツのフランクフルトからラツィオに完全移籍してきた鎌田だが、シーズン序盤はマウリツィオ・サッリ前監督が率いるチームで次第に出場機会を失い苦しい状況に。それでも、今年3月に同監督が辞任すると、新監督として招聘されたイゴール・トゥドール監督の下では徐々に定位置を取り戻していき、3月30日のユヴェントス戦からはリーグ9試合連続でスタメン出場するなど、チームに欠かせない存在となっていた。
そんな鎌田だが、30日にラツィオとの新契約締結が間近と報道され、残留が濃厚に。しかし同氏によると、急転直下でラツィオとの新契約は契約解除条項の問題で決裂したとのこと。ここに来てラツィオを離れ、フリーでのクリスタル・パレス移籍が間近に迫っているようだ。
鎌田を狙うクリスタル・パレスは今季のプレミアリーグでは10位フィニッシュ。今年2月から、鎌田がフランクフルト時代に指導を受けたオリヴァー・グラスナー監督が指揮官を務めており、今回グラスナー監督自身が直接、フランクフルト時代の教え子である鎌田に連絡を取り、加入を促したようだ。