フェネルバフチェの新監督に就任したモウリーニョ photo/Getty images
契約期間は2年
「スペシャルワン」を自称する世界屈指の実績を誇る名将は、新天地としてトルコを選択した。
フェネルバフチェは2日、ジョゼ・モウリーニョ監督の就任を正式に発表。
両者は2年の契約を締結したと見られている。
これまでの監督キャリアの中で、2度のチャンピオンズリーグ制覇をはじめ、数々のトロフィーを獲得してきたモウリーニョ。世界最高の監督の1人とも評されている同監督だが、2021年夏に就任したASローマから1月に解任されると、約半年間にわたって無所属の状態が続いていた。
しかし、先日からそんなモウリーニョに対しては、トルコの強豪フェネルバフチェが同監督の招聘に強い関心を示していると報道。そして2日に同監督はイスタンブールに到着し、同日午後には数万人のサポーターの前で就任セレモニーに出席していた。
モウリーニョ監督はフェネルバフチェの本拠地シュクリュ・サラジオウル・スタジアムでのセレモニーの中で心境を語った。
「まず始めに、皆さんからの愛情に感謝したい。私がフェネルバフチェの新監督候補になって以降、私は皆さんが示してくれた愛情を深く感じていた」
「監督とは、勝利を手にした後にこのような最高の愛情を受け取るものだが、私は既に愛情を感じている。この愛情が私にとても大きな責任感を与えてくれている。私は今日この瞬間から、君たちの家族の一員になったことを約束する。このユニフォームは私の皮膚であり、骨だ。フットボールは皆さんと我々にとっての情熱であり、私は今このような情熱を感じられる最高の場所にいる」
「私はトルコのフットボール界で働き、トルコリーグを発展させたい。
しかし、最も重要なことはトルコのフットボールやシュペル・リグの発展ではなく、フェネルバフチェだ。最後に、私はこのような言葉で締めくくりたい。今この瞬間から、私が契約したこの瞬間から、皆さんの夢は私の夢だ」
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