チェルシーへの加入が内定したウィリアン photo/Getty Images
パルメイラスでこの1年しっかり腕を磨きたい
2025年夏からチェルシーへ加入することが発表されたパルメイラスのU-17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアン。母国の大先輩も、この若き逸材の将来に大きな期待を寄せているようだ。
ウィリアンは2007年4月24日生まれの17歳。その才能はピカイチで、軽やかなドリブルを武器とするなど、リオネル・メッシとプレイスタイルが似ていることから「メッシーニョ」の愛称でも親しまれている。また、2018年にブラジル人サッカー選手としては史上最年少となる10歳で『ナイキ』と契約を結んだ逸話もあるほどだ。
そして、所属クラブのパルメイラスでは、2023年12月に16歳ながらトップチームデビュー。今季はトップチームでの出場機会を着実に増やしており、ブラジル・セリエAではここまで11試合に出場し、3ゴール2アシストを記録している。
そんなブラジルの若き逸材について、口を開いたのがネイマールだ。米『ESPN』によると、ネイマールはウィリアンについて「彼は今日のブラジルサッカー界で、台頭してきている素晴らしい才能だ」としつつ「彼は天才になると思うよ」とコメントしていた。
あのネイマールに「天才になる」と言わしめたウィリアン。まだ1年先のことではあるが、チェルシーで輝きを放つことができるのか。そのためにもまずはチェルシー加入へ向けて、パルメイラスでこの1年しっかり腕を磨きたいところだが、はたして。