アルテタはあまり若手起用に積極的ではない photo/Getty Images
若手を起用しないアルテタ
アーセナルのアカデミーに所属するチド・オビ・マルティンは17歳となりプロ契約を結ぶ前に、アーセナルを出ていくことになるかもしれない。
オビ・マルティンは今季18試合出場、32ゴールという驚異の成績を残した16歳だ。
17歳となる11月に正式なプロ契約を結ぶと考えられていたが、アーセナルが適切だと考えたオファーはオビ・マルティン側に拒否されてしまったという。現在他クラブへの移籍が取りざたされており、マンチェスター・ユナイテッドや国外のバイエルン・ミュンヘン、ドルトムントからの興味も報じられている。今夏のアメリカ遠征にも帯同しないようだ。
なぜこんなことになったのか。英『football.london』は、議論が巻き起こるなかで、ファンからミケル・アルテタ監督が若い選手を起用しないからだという意見が噴出していることを「アルテタへの責任追及が勃発」と報じている。アルテタはスタメンを固定する傾向があり、ファーストチームであってもベンチの選手にはなかなか出番が回ってこない。昨季もFWリース・ネルソン、MFエミール・スミス・ロウらが長い時間をベンチで過ごした。アカデミー生ともなれば、なおのこと出番は限られる。
同紙は、アルテタはアカデミー選手に関し、MFイーサン・ヌワネリのデビューではプレミア史上最年少デビュー記録を作り上げたが、アカデミー選手に与えた7度のデビューチャンスはマンチェスター・シティのペップ・グアルディオラやリヴァプールのユルゲン・クロップ前監督に比べると見劣りすると指摘した。
チームが楽にリードした試合でも、優先順位の低いカップ戦でも、アルテタはあまりアカデミーの若手を積極的に使ってこなかった。
かつてチームを率いたアーセン・ヴェンゲル氏は若手にチャンスを与えることがチームの価値を高くすると考え、積極的に起用してきた。同氏は辞任後に若手の起用について「監督であるならば、立ち上がって若い選手の教育のためにポイントを支払わなければならない」「私は20歳のセンターバックを使うということがどういうことかわかっているし、彼がシーズン中に私のポイントを奪うだろうこともわかる。だから、私はそれに立ち向かわなければならない」などと発言したことがあり、常に若手の成長に気を配っていた。アルテタは意外なことに、この点で前任者と対照的だ。
アーセナルには今夏も補強が必要と思われるポジションがいくつかあり、DFリッカルド・カラフィオーリの獲得も間もなくといわれるが、アカデミーの選手で穴を補填しようという考えはおそらくないだろう。
かつてはセスク・ファブレガスやジャック・ウィルシャーらを若くしてデビューさせ、世界的な名手へと成長させたアーセナル。そんな過去を知るファンには、現在のアルテタのリアリスティックな方針はやりすぎと思えるのかもしれない。

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