トッテナムでは活躍できなかったヒル photo/Getty Images
セビージャの下部組織でキャリアをスタート
ジローナは、トッテナムからスペイン人FWブライアン・ヒルを今シーズン終了までのレンタルで獲得したことを発表した。
現在23歳のヒルはセビージャの下部組織でキャリアをスタートさせた。
18歳でトップチームデビューすると、レガネス、エイバルへのレンタル移籍を経験し、2021年7月にトッテナムへ完全移籍した。しかし、同クラブでは出番を得られず、ラ・リーガへ3度のレンタル移籍をした。昨シーズンはトッテナムに復帰していたが、公式戦12試合に出場したのみで、今季は構想から外れていた。そのため、プレシーズンツアーの帯同メンバーには含まれておらず、今季の移籍が確実視されていた。
一方のジローナは昨季、ラ・リーガを位で終え、チャンピオンズリーグの出場権を獲得したが、昨季フランスのトロワからレンタルで加入し公式戦11ゴール10アシストをマークしたサヴィーニョがマンチェスター・シティに移籍したため、その後釜を探していた。
ヒルは、昨季大活躍したサヴィーニョの後釜として、大きな期待を背負いジローナに加入することになる。その分、ファンやクラブから厳しい目で見られることは間違いないが、イングランドで思ったような活躍ができなかった鬱憤をジローナの地で晴らしてほしい。
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