安定したシュートストップを見せるGK photo/Getty Images
期待の大きさが窺える契約内容
ローマは成長著しいGKミレ・スヴィラールとの延長契約に際し、給与の大幅な増額を予定しているようだ。
『Football Italia』によると、現在このセルビア人GKの年俸は80万ユーロとされているが、新契約では150万ユーロにボーナスがプラスされ総額がほぼ倍に増額されるとのこと。
スヴィラールは2022年からこのクラブに所属してきたが、長らくルイ・パトリシオの影に隠れベンチを温めてきた。ところが2024年に入って早々に指揮官がジョゼ・モウリーニョからダニエレ・デ・ロッシに変わるとレギュラーの座を掴み取った。以降、守備範囲の広さやビルドアップの巧さ、勝敗を左右するここぞという場面で好セーブを見せる勝負強さに評価が鰻登り。そしてローマに今回の新契約を準備させるに至った。
当然、この活躍に他のクラブも関心を寄せており、ウェストハムやウルブズなどプレミアリーグのクラブが獲得を狙っている噂が出ている。ただ現時点ではローマの期待の大きさを推し測れば、彼を手放すつもりはないようである。まだ合意には至っていないが、今後の動向に注目したい。