プレシーズンツアーにも参加するサンチョ photo/Getty Images
状況が変わり転機が訪れる
マンチェスター・ユナイテッドFWジェイドン・サンチョを取り巻く状況が変わってきた。
昨季、エリック・テン・ハーグ監督からトレーニングが不十分だと指摘され、SNSで反発したことで同監督との関係が悪化したサンチョ。
今季はマンチェスター・ユナイテッドに戻ったが、監督との不仲から当初は移籍が濃厚と思われていた。しかし正式に監督へ謝罪し、プレシーズンのアメリカツアーのメンバーに入ると、ベティス戦、リヴァプール戦と連続でCFとしてスタメン出場。もちろんFWラスムス・ホイルンドの負傷離脱によるものだが、サンチョをトップに置く形は昨季のプレシーズンでも見られたもので、FWジョシュア・ザークツィーがフィットするまではさしあたりの解決策となる可能性が高くなっている。
『THE Sun』もサンチョは信頼を取り戻し、新たな役割を与えられるはずだと報じている。同選手は『MUTV』にて復帰できて嬉しいかと問われ「もちろん、100%そうだよ。仲間たちと一緒に戻ることができてよかった」と語っている。PSGなどからの興味が報じられ、退団しかないだろうと思われていた選手にとっては注目すべき転機が訪れており、新シーズンはサンチョにとって思いのほか素晴らしいものになるかもしれない。

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