パリ五輪で活躍するリチャードソン(右) photo/Getty Images
スパーズが関心を示しているとも
パリ五輪・準決勝では惜しくもスペイン代表に逆転負けを喫したが、ここまでモロッコ代表はかなり印象的な戦いを見せている。
DFアクラフ・ハキミ、FWソフィアン・ラヒミのオーバーエイジ選手もさすがの活躍だが、目立つのは有望な若手たちだ。
足下の技術の高い選手が揃っており、2列目ではモナコに所属する19歳のMFエリーゼ・ベン・セギル、ビジャレアルに所属する20歳のMFイリアス・アコマック、サイドからの仕掛けが魅力のレアル・ベティスFWアブデ・エザルズーリ(23)らのテクニックが目立つ。
さらに今大会で評価を伸ばしたのが、ボランチに入るMFアミル・リチャードソン(22)だ。
フランスのスタッド・ランスに所属するリチャードソンは、197cmとされるビッグマンだ。中盤でしっかりとボールを収めることができ、190cm超えの大型ボランチは世界的にも貴重だ。
仏『Foot Mercato』は五輪での活躍もあり、イングランドのトッテナムが関心を強めていると取り上げている。2027年まで契約を結んでいるスタッド・ランスが売却に前向きかは分からないが、今回の五輪での活躍からビッグクラブが関心を示すのは自然な流れだろう。
すでにA代表でもプレイしており、今後はA代表の主力になっていくと予想される。

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