チームを救う大活躍を見せたGK野澤 photo/Getty Images
勝ち点1をもたらす
明治安田J1リーグ第25節でガンバ大阪と対戦したFC東京。スコアレスドローで終わったこの試合で圧巻の活躍を見せたのがFC東京の守護神GK野澤大志ブランドン(21)だ。
この試合、ガンバはエースの宇佐美を出場停止で欠いたが、CFにスタメン起用されたジェバリは好調で幾度となくチャンスを作った。さらにウェルトン、山下の両ウイングにFC東京の守備陣は苦しめられ、両サイドを深くえぐられたところからのクロスなど、ガンバは猛攻を仕掛けたが、野澤が立ちはだかった。
この試合FC東京が9本のシュートを放ったのに対して、ガンバは24本を記録。さらに枠内シュートはFC東京1本、ガンバ6本となっており、FC東京は耐える時間が続いていた。そんなこの試合で野澤は6本のセーブを記録。ガンバの枠内シュートはすべてストップするという圧巻の活躍を見せたのだ。
ジェバリのヘディングやゴール前でのダワンのシュートなど、決定機はいくつもあり、ガンバのゴール期待値(xG)は「1.81」を記録したが、FC東京の守護神が最後までゴールを守り切り、貴重な勝ち点1をもたらした。
野澤はパリ五輪のメンバーにも選ばれていたが、本大会では小久保玲央ブライアンが日本代表の守護神として躍動。ベスト8で敗退したためチームとしても悔しかったに違いないが、個人としても悔しさを持ってこの試合に挑んだに違いない。
五輪では出場機会はなかったが、帰ってきたFC東京の守護神は復帰早々にチームを救うビッグセーブを連発する大活躍を見せた。(データは『SofaScore』より)
— FC東京【公式】 #東京が熱狂 (@fctokyoofficial) August 7, 2024
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