ニースで守備の中心となったトディボ photo/Getty Images
ユヴェントスにはお金がなかった
プレミアリーグのウェストハムは、ニースDFジャン・クレール・トディボへの入札を再開したようだ。英『Daily Mail』が伝えている。
昨年9月にフランス代表デビューも果たしたトディボには、複数のクラブが興味を示してきた。マンチェスター・ユナイテッドは獲得から撤退し、ユヴェントス移籍に傾いていると思われたが、ここにきてウェストハムが交渉を再開。同紙によれば、ウェストハムのテクニカルディレクターであるティム・シュタイデン氏が交渉をまとめるためにフランスへ向かったという。
移籍に詳しいジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ウェストハムは4000万ユーロ(3400万ポンド)を提示してニースと合意に至ったようだ。トディボはユヴェントス移籍を望んでいたようだが、同チームは財政難に直面しており、トップチームの複数の選手を売りに出している。トディボの移籍金を捻出することはできなかったようだ。
一方ウェストハムはCBクルト・ズマのサウジ移籍によって守備陣の再構築を急いでいた。