アーセナルの冨安 photo/Getty Images
不安なスタートとなった
アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋の膝の具合は思わしくないようだ。
ミケル・アルテタ監督は、プレミアリーグ開幕には間に合わない見込みだと明らかにした。
「残念ながら回復には数週間かかる見込みだ。そのため、彼は辛抱強く待つ必要がある」
冨安はアメリカで行われたプレシーズンツアーを膝の故障のため欠場した。ツアー後もレヴァークーゼン、リヨンと親善試合を2回行ったが、どちらもベンチ入りしていない。17日にはプレミアリーグ開幕戦のウォルバーハンプトン・ワンダラーズ戦を迎えるが、残念ながら冨安は間に合わないようだ。
一方、DFユリエン・ティンバーについては「大丈夫だ。彼は個人練習を積んでいて、来週にはグループトレーニングに参加できる状態になると思う。とてもポジティブだ」と明かしている。
アーセナルにはティンバー、オレクサンドル・ジンチェンコ、ヤクブ・キヴィオル、そしてリヨン戦でデビューしたリッカルド・カラフィオーリとポジション争いのライバルが多い。冨安は出遅れた形となってしまい、新シーズンの定位置奪取に不安を残すスタートとなった。