アヤックスでリーグデビューを果たしたヤンセ photo/Getty Images
近年のオランダからは続々と優秀なDFが出ている
11日よりオランダ・エールディヴィジの新シーズンが開幕したが、名門アヤックスから早くも注目を集めるフレッシュな若手が出てきた。
開幕節でヘーレンフェーンと対戦したアヤックスは、左サイドバックに18歳のDFディエス・ヤンセを先発起用。
ヤンセはオランダの世代別代表にも選ばれてきた196cmの大型DFで、オランダ『Soccernews』はヘーレンフェーン戦でのパフォーマンスを高く評価している。
チームを指揮するフランチェスコ・ファリオーリもヤンセについて「彼はクレバーな選手だ。背が高く、それでいてスピードがある。通常は左サイドバックの選手ではないが、複数のポジションでプレイするだけの能力とメンタリティを備えている」と称える。
近年はオランダから次々と優秀なDFが出ており、このゲームでもベンチには同じ18歳のヨレル・ハトが控えていた。ハトはすでにA代表デビューを済ませている逸材で、ヤンセと同じく左のセンターバックとサイドバックをこなすレフティーの選手だ。
アヤックスでは21歳のDFユーリ・バースなど他にも優れたDFがいるため、ヤンセが今後も出番を掴めるかは分からない。しかし196cmのサイズにはロマンがあり、開幕節で先発に抜擢されるあたりに期待の高さが表れていると言える。