ソシエダでは結果を出せなかったサディク・ウマル photo/Getty Images
現在は売却先を探している状況
レアル・ソシエダにとっては大誤算といったところか。2022年夏にクラブレコードとなる2000万ユーロを支払って獲得したFWサディク・ウマルが早くも構想外となってしまった。
加入初年度は開幕早々に大怪我を負ってしまったこともあり、5試合にしか出場できず。復帰した昨季こそ結果を求めたいところだったが、昨季もリーグ戦で3ゴールしか奪えなかった。ソシエダは得点源を見つけられず、最後まで得点力不足の課題は解決できなかった。
スペイン『as』は「ソシエダはサディクとの2年間に終止符を打とうとしている」と伝えているが、獲得に2000万ユーロを投じた選手だ。ソシエダ側はサディクの売却で1500万ユーロほどは移籍金を回収したいと考えているようで、買い手を探している状況だ。
サディクはソシエダでこそ振るわなかったが、前所属のアルメリアでは2021-22シーズンにスペイン2部で18ゴール9アシストの成績を残している。スペイン2部ではあるが、当時は高い評価を得ていた。
まだ27歳と中堅世代の選手ではあるが、サディクは今夏どう動くのか。ソシエダでの日々は苦い結果で終わりそうだ。