ACミラン行きが決定的となったエイブラハム photo/Getty images
契約期間は互いに1年間
ACミランとASローマとの間で今夏、トレード移籍が行われるようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ACミランはローマからFWタミー・エイブラハムをレンタル移籍で獲得し、ローマはACミランからMFアレクシス・サレマーケルスをレンタル移籍で獲得することが決定したという。イタリアに所属する両クラブ間でのトレード移籍が実現したようだ。
チェルシーの下部組織出身のエイブラハムは左膝前十字靭帯断裂の大怪我により、昨季は終盤まで出場はできず、復帰後は公式戦12試合に出場し、1ゴール1アシストを記録していた。
一方のサレマーケルスは昨季、レンタル先のボローニャで公式戦32試合に出場し、4ゴール3アシストを記録。ユヴェントスに引き抜かれたチアゴ・モッタ前監督の下、かつての輝きを取り戻し、クラブのチャンピオンズリーグ出場権獲得にも貢献していた。
そんな両者だが、トレードという形で移籍することに。同氏によると、両選手ともレンタル移籍での加入となり、契約期間は1年間で合意に至ったようだ。既にエイブラハムはミラノのリナーテ空港に着いており、メディカルチェックを行う予定だという。
ACミランは今夏既にアトレティコ・マドリードからスペイン代表FWアルバロ・モラタを獲得しているが、現在は怪我で離脱中。そんな中でのエイブラハム獲得は大きな補強といえるだろう。
Tammy Abraham to AC Milan, Alexis Saelemaekers to AS Roma… here we go!
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 29, 2024
Deal done on LOAN as revealed earlier tonight, both players will join the club on loan and then formally back next season.
Abraham will join AC Milan.
Saelemaekers will join AS Roma. pic.twitter.com/WWCqrr4Wke