アタランタではクラブを強豪へと成長させた功績を持つ photo/Getty Images
セリエAで獲得した総ポイント数は第4位
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督のセリエAで獲得した勝ち点の総数が、900ポイントに達した。
彼が率いるアタランタは、先日行われた第7節のジェノア戦で5-1と大勝。
難なく勝ち点3ポイントを積み上げると、8位に順位を上げた。
ガスペリーニの監督としての経歴は、2003年から始まる。クロトーネやジェノア、インテル、パレルモなどいくつものクラブを転々とし、その間ほぼ休みなくセリエAの舞台で指揮官を務めてきた。
アタランタにやってきたのは2016-17シーズンからで、現在9季目のシーズンを戦っている。そして昨シーズンは、ヨーロッパリーグ制覇のタイトルを手にした。
セリエAが3ポイント制となって以降、ガスペリーニ以外にこのリーグで900点以上を獲得している監督は3人だけ。現在レアル・マドリードの監督であるカルロ・アンチェロッティが950ポイントで、現イタリア代表監督のルチアーノ・スパレッティが996ポイント、昨シーズンまでユヴェントスの監督だったマッシミリアーノ・アッレグリ氏が1012ポイントだ。
24−25シーズンはまだ31試合残っており、もしかすると今シーズン中にもガスペリーニ監督はアンチェロッティ監督の記録を抜くかもしれない。さらに来シーズンもこのクラブで監督を務めることができれば、アッレグリ氏の記録さえも射程圏内に入るだろう。今後もガスペリーニ監督の采配に期待したい。
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