バルセロナで出番を得るカサド photo/Getty Images
当初よりフリックは若手のことを信頼してきた
今夏にバルセロナとの契約を2028年まで延長し、さらに今季開幕からは主力級の働きと、ここまで21歳のMFマルク・カサドの今季は非常に充実している。
フレンキー・デ・ヨングが負傷離脱していることも出番が増えている理由の1つではあるが、カサドもここまで出番が増えるとは予想外だったのではないか。
スペイン『Cadena SER』に対し、カサドは今夏のプレシーズンの段階から指揮官ハンジ・フリックに信頼してもらえたと喜びを口にしている。若手にとって指揮官からの信頼は重要で、フリックは就任当初から若手をかなり積極的に起用している。カサドもその1人だ。
「今夏クラブと契約延長について話した際、監督のフリックが僕を評価してくれていて、トップチームで起用する考えがあることを伝えてもらった。プレシーズンで僕を気に入ってくれて、今もそんな感じだ。クラブに残り、自分がトップチームで戦えることを証明したかったんだ」
「僕は6番の位置でも、8番でも、10番でも、サイドバックでも問題ない。僕が望んでいるのは長くバルサのユニフォームを着て、チームの勝利に貢献することだからだ。ただ、6番の位置が一番慣れているけどね」
今季はブレイクのシーズンとなっていて、フリックの若手積極起用プランは見事に当たっている。複数コンペティションを戦っていくうえで、カサドは今後も欠かせぬ戦力となるだろう。

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