ベルギー代表でプレイするオペンダ photo/Getty Images
2026W杯へ世代交代がカギに
EURO2024はベスト16敗退に終わり、いよいよ黄金世代の終焉が近づいているベルギー代表。2010年代はエデン・アザール、マルアン・フェライニ、ムサ・デンベレ、ヴァンサン・コンパニらタレントが溢れており、EURO2024でもプレイしたマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ、ナポリFWロメル・ルカクもその世代を代表する実力者たちだ。
しかし、そんなデ・ブライネとルカクでも2026年のワールドカップを戦うかは不透明だ。ベルギー代表は指揮官ドメニコ・テデスコの下、次のワールドカップへ向けて世代交代へ動いていく必要がある。
その新世代の中でも、チームの柱となるべき選手がライプツィヒFWロイス・オペンダだ。昨季ブンデスリーガで24ゴールを記録し、今季もすでに4ゴールを挙げるなど着実に腕を磨いている。爆発的なスピードが武器で、オペンダを走らせるカウンターアタックは脅威だ。
情報サイト『Transfermarkt』のインタビューにて、オペンダは自分たちの世代への自信を口にしている。果たして偉大なる黄金世代の先輩たちを超えられるだろうか。
「僕も黄金世代と一緒にプレイしたけど、こんなにも良い選手がいるのかと驚いたよ。でも、彼らの世代は終わりへ近づいている。僕たちも同じように努力すれば、次なる黄金世代になれるだけの世代だと思う。独自のスタイルを生み出す必要はあるけどね」
黄金世代は評価こそ高かったが、EUROとワールドカップのタイトルには届かなかった。オペンダの世代はそこにチャレンジすることになり、その中でもオペンダには得点量産が求められている。