マンUでプレイするカゼミロ photo/Getty Images
ここから輝きを取り戻せるか
マンチェスター・ユナイテッドの暫定監督であるルート・ファン・ニステルローイはMFカゼミロを称賛した。
2022年夏よりユナイテッドでプレイするカゼミロはパフォーマンスの低さを指摘されることがここ数年は続いており、今夏には移籍の噂も浮上していた。
しかし、エリック・テン・ハーグ監督の解任が決まり、その直後に行われたカラバオカップのレスター戦(5-2)では2ゴールの活躍。特にチームの先制点となった15分の強烈なミドルシュートは圧巻だった。そんなカゼミロのサッカーに取り組む姿勢をファン・ニステルローイ暫定監督は称賛している。
「最初のゴールは信じられないくらい素晴らしいゴールだった。最初のゴールが入ったことは彼にとって嬉しいことだ。彼はトレーニングを積んでチームとクラブに貢献してきた。まさに模範的な選手だ。観客の反応を見ても、彼らが彼のことをよく理解していることが分かる」
「もちろん、リヴァプール戦では難しい場面があり、彼は多くの批判を受けた。それはとても辛いことだった。彼はあの試合の責任をほぼ一人で負わされるようなものだったし、それはフェアではない。彼はそんな目に遭うに値しないし、真実でもない。
プレミアリーグ第9節のウェストハム戦に続き、2試合連続ゴールとなったカゼミロ。ウェストハム戦ではチームは負けてしまったが、今回のレスター戦での勝利は苦しいチーム状況を変えるきっかけにもなるだろう。今週末にはチェルシーとのビッグマッチが控えているが、カゼミロは再びチームを救う活躍を見せることができるだろうか。