ミランの10番を背負うレオン photo/Getty Images
左サイドではオカフォーが優先されている
昨季までミランの左サイドを支配する存在だったFWラファエル・レオンの状況が変化している。
ミランの10番を任されるレオンはチームでもNo.1級のテクニシャンであり、突破力は凄まじいものがある。
2日に行われたセリエA第11節のモンツァ戦でもレオンはベンチスタートとなっていて、63分より出場している。これでリーグ戦は3試合続けてスタメンから外れたことになる。
伊『Gazzetta dello Sport』はフォンセカが満足していないポイントがあると取り上げていて、それがプレッシャーに対処する力、守備面の献身性、スペースを埋める動きの3つだ。主に守備面のことで、フォンセカはレオンにビデオ分析なども交えてオフ・ザ・ボールの動きを指導しているという。
ボールを持っている時のテクニックに文句はつけられない。そこは現セリエAでもトップクラスだけに、完成された選手になるためにはボールを持っていない時の動きも重要だ。
今節のモンツァ戦ではノア・オカフォー、クリステァイン・プリシッチ、サミュエル・チュクウェゼが2列目に入り、1-0の勝利を収めている。レオンにとっては悔しい日々が続いているが、ここからフォンセカの信頼を勝ち取れるか。