ここまでは横浜F・マリノス時代の2年目に近い成績も、ポステコ...の画像はこちら >>

トッテナムを指揮するポステコグルー photo/Getty Images

マリノスでは後半戦から急激にペースアップした

11月の代表マッチウィークを終え、再びクラブでの戦いがスタートする。プレミアリーグでの注目カードの1つは、23日に予定されているトッテナムVSマンチェスター・シティだ。



トッテナムは先月行われたEFL杯のベスト16でマンCを2-1で撃破しているが、リーグ戦の方は5勝1分5敗で10位と出遅れている。相手がマンCとはいえ、今節も敗れた場合は指揮官アンジェ・ポステコグルーへの風当たりはさらに強まるだろう。

ポステコグルーのトッテナムは好調時こそ抜群のパフォーマンスを発揮するが、1つでも歯車が狂えば空中分解してしまう。その二面性が課題とされているが、ここからポステコグルーはチームを立て直せるのか。

『ESPN』が注目したのは、ポステコグルーが指揮してきた各クラブでの『2年目』だ。ポステコグルーは以前より2年目のチームに自信があると語っており、トッテナムでは今季がその2年目だ。

現状と似ていると指摘されたのは、横浜F・マリノスをJ1制覇に導いた2019年のシーズンだ。当時のマリノスは勝ち点70を稼いで優勝したが、今のトッテナムと同じ第11節消化時点では似たような成績だった。今季ここまでのトッテナムが勝ち点16なのに対し、当時のマリノスは11節消化時点で5勝3分2敗で勝ち点18だった。

しかしマリノスでは12節より白星の数が増え、リーグ戦最後の11試合は10勝1分と見事なラストスパートを見せている。もちろんJリーグとプレミアリーグでは環境が異なるが、同メディアはマリノス時代と同じ中盤戦からのペースアップを期待している。

その始まりが今節のマンC戦となるのか。
ポステコグルーにとっては正念場となるゲームだ。

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