バルセロナのラミン・ヤマル photo/Getty Images
驚異の育成力を誇る下部組織
バルセロナが誇る17歳の”神童”ラミン・ヤマルが更なるトロフィーを獲得した。『Tuttosport』紙主催の21歳以下のヨーロッパ最高の選手に贈られるゴールデンボーイ賞に選出されたヤマルは 「このトロフィーを獲得できたことを誇りに思う」と語っている。
「夢のようで、とてもうれしい。『Tuttosport』と審査員に感謝している。バルセロナとスペイン代表のチームメイトとコーチングスタッフのことは忘れたくない。とても幸せだし、もっと上を目指す準備はできている」
過去にはリオネル・メッシやキリアン・ムバッペといったサッカーの歴史に名を刻むスーパースターが受賞してきたゴールデンボーイ賞だが、バルセロナからこの4年間で2021年にはぺドリ、2022年にはガビと今回のヤマル含めて3人が選出されてきた。
そして、17歳ながらバルサのディフェンスラインにおいて不動の存在となりつつあるパウ・クバルシや、現在全治12か月の大怪我を負ってしまっているが、それまで大きな活躍を見せていた17歳のマルク・ベルナルなど今後受賞の可能性のある若きホープがバルセロナには在籍している。
次世代の怪物を次々と生み出してきたラ・マシアが、かつてのメッシ時代のように再びサッカー界を支配する日はもう近いのかもしれない。
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