C・ロナウドと対戦できると思ったら、入るクラブを間違えた!?...の画像はこちら >>

欧州各地でプレイし、その後イランへ向かったビフマ photo/Getty Images

イランには似たクラブ名のチームがもう1つあって……

10月22日、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のグループBにて、クリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスル(サウジアラビア)VSエステグラル(イラン)の一戦が行われた。

このゲームに照準を当てていたのが、今夏にイラン入りした32歳のFWティエヴィ・ビフマである。



ビフマはイラン『タスニム通信』のインタビューで、「引退する前にロナウドと対戦したかったんだ」とコメントしており、今夏の段階でエステグラルに加入すればACLEでロナウドのいるアル・ナスルと対戦できる。その確信を持って今夏イランへ向かうことを決意したのだ。

ところが、思わぬミスがあった。ビフマにオファーを出したのは同じイランのクラブでも、エステグラル・フーゼスターンFCの方だったというのだ。イランにはエステグラルとエステグラル・フーゼスターンFCの2つがあり、どうやらビフマはイランにエステグラルの名を持つクラブが2つあることを知らなかったようだ。今夏にエステグラル・フーゼスターンFCの方と3年契約を結んでいる。

同メディアによると、ビフマがこのミスに気付いたのはイランに入ってからだという。かつてはスペインのエスパニョールやラス・パルマス、アルメリア、フランスのスタッド・ランスでもプレイしてきただけに、実力は高く、エステグラル・フーゼスターン加入後はリーグ戦9試合で3ゴール2アシストと確かな結果を出している。今年のACLEに出ているのはもう一方のエステグラルの方だが、国内リーグ順位は現在ビフマの加入したフーゼスターンの方が上の7位だ。

果たしてACLEでロナウドのいるアル・ナスルと対戦できる日はくるのか。今はフーゼスターンで結果を出し続けるしかない。

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