新たな個人賞を手にしたメッシ photo/Getty Images
出場数が少なくとも秀でた記録を残す
アルゼンチン代表のスーパースター、リオネル・メッシがMLSの最優秀選手賞を受賞した。
ちなみに、この賞の正式名は「ランドン・ドノバン・MLS・MVP」といい、アメリカサッカー界のレジェンドの名を冠している。
これまでロビー・キーンやダビド・ビジャといった世界的スターも受賞している。
今回、受賞者となったメッシは、今シーズン怪我の影響もあり、リーグ戦ではわずか19試合の出場に終わり、プレイオフでもチームが早々に敗退したため、出場は2試合にとどまっていた。
しかし37歳の彼は、そんな他の選手より圧倒的に少ない時間で20ゴール16アシストを決め、リーグトップの36ゴールに貢献。その活躍が評価され、この賞が授与された。
『BBC』によると、このMVPは、クラブの技術スタッフやジャーナリストなどによって選ばれ、メッシは38.43%の票を獲得し、33.7%の票を獲得したコロンバス・クルーのクチョ・エルナンデスを上回った。
メッシは受賞に対する思いをこう述べている。
「本来は決勝に残った状況で受賞したかった。なぜなら私たちは今年、MLS王者になる夢があったからだ。その夢は叶わなかったけれども来年はもっと強くなって戻ってくるよ」
果たして来シーズンは、悲願のMLS王者となることができるのか、そのためにはメッシのMVP級の活躍が必要になるだろう。今後の彼の活躍に注目だ。
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