9連勝中のアタランタを率いるガスペリーニ監督 photo/Getty Images
レアルの方が優れているとは言いつつも……
前節でセリエA首位に立ったアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、日本時間11日早朝に開催されるCLのレアル・マドリード戦について言及した。
試合前の会見で、同監督はチームが好調であるものの、レアル・マドリードに対しては特別な感情があるようで、「レアル・マドリードと対戦する時、どのチームも自分たちを優勝候補と呼ぶことはできない」と語った。
そしてレアルがエースのムバッペの不調や、チーム全体がベストな状況にないため、好調であるアタランタの勝利を期待する声があることに、こう反応した。
「好調という楽観的な意見は脇に置いておかなければならない。我々は強いライバルと対戦している。現時点での順位は一時的なものだ。そしてそう言ってもらえることは 嬉しいが、アタランタがレアル・マドリードより優れていると考えるのはちょっと行き過ぎだ。我々は結果を出すためにベストを尽くすが、慎重だ。我々を取り巻く高揚感は少々誇張されている」
ただ8月に行われたUEFAスーパーカップの敗戦時とは、状況が異なると考えているようで、「スーパーカップの時はクラブ史上最高の瞬間のように思えた。でもその後、選手を補強し、多くの選手がレベルアップした。8月の試合とは違う試合になると思う」 と語った。
果たしてガスペリーニ監督が語る通り、強化されたアタランタがその成果を見せつけるのか、またはレアルが底力でその挑戦を跳ね返すのか、両者の戦いに注目だ。