マンCの指揮官ペップ photo/Getty Images
ユヴェントスに敗戦
CLリーグフェーズ第6節でユヴェントスと対戦し、0-2で敗戦したマンチェスター・シティ。ゴールを奪うチャンスは幾つかあったが、GKディ・グレゴリオの牙城は崩せず、勝ち点3を獲得することはできなかった。
シティの公式戦直近10試合の戦績は1勝2分7敗となっており、チーム状況は最悪だ。主力選手らの怪我やチームの心臓ロドリがいないことも大きいが、出場している選手たちのメンタリティも気になるところ。かつて見せていたような覇気は感じられず、復調の兆しが見えない状況が続いている。
CLでは現在36チーム中22位。24位までに入れば、プレイオフに進めるが残り2試合はアウェイでパリ・サンジェルマン、ホームでクラブ・ブルッヘとの試合となっており、今のシティであればこの2試合も落とす可能性は十分にある。
ペップ・グアルディオラ監督就任後、最も厳しい時期を過ごしているシティについて、元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド氏は『TNT Sports』にて次のように語っている。
「ここ数年の彼らの活躍を考えれば、我々はまだまだ驚かされることがあるだろう。彼らは強力なチームであり、プレミアリーグを4連覇し、大きな成功を収めているという歴史がある。しかし、ペップ・グアルディオラのチームがこれほどまでに低迷することはこれまでなかった。彼はこのチームを活性化させ、ある程度の形と自信を取り戻す方法を見つけなければならない。彼らは今、本当にプレッシャーにさらされている」
かつての王者の面影を失っているペップ・シティ。まずは復調のきっかけを掴むためにも週末に控えるマンチェスター・ユナイテッドとのダービーは勝利が絶対条件となりそうだ。