ガラタサライのハキム・ツィエク photo/Getty Images
元チェルシーの左利きMF
ガラタサライ所属のモロッコ代表MFハキム・ツィエクは、来年1月に同クラブを退団したいと考えているようだ。
1993年3月生まれで現在31歳のツィエクは、ヘーレンフェーンでプロデビューを飾った後にトゥウェンテを経て2016年8月にアヤックスに入団。
その後チェルシーへのステップアップを果たしたツィエクだったが、アヤックス時代ほどの輝きを放つことはできず、昨年夏に買い取りオプション付きの期限付き移籍でガラタサライに加入していた。
しかし、ツィエクはガラタサライでは怪我による離脱が多く、戦力として計算が立たないことから同クラブのオカン・ブルク監督は既に同選手を構想外と見なしていると複数のトルコメディアが報じている。そして、こうしたチーム内での立ち位置にツィエクは不満を募らせているようだ。
トルコ人ジャーナリストのハルク・ユレクリ氏の取材に応じたツィエクは、インタビューの中でクラブや指揮官を酷評している。
「ガラタサライでの物語は、僕の中ではもう終わっている。『1月に出て行く』とクラブには伝えた。僕は、自分のやりたいことをやる」
「オカン・ブルクのような酷い監督を僕は今まで見たことがない。ガラタサライがタイトルを獲れるかどうかだって?そんなことは僕にはどうでもいい」
果たしてツィエクはこのまま本当にガラタサライを去ることになるのだろうか。