古巣のシティ相手にゴールを決め、お馴染みのゴールセレブレーションを披露するロジャーズ photo/Getty Images
ペップ・シティはまた勝てず
プレミアリーグ第17節アストン・ヴィラ対マンチェスター・シティの一戦が、バーミンガムにあるヴィラ・パークで行われた。
キックオフ直後、ホームのヴィラに決定機が生まれた。プレスでヨシュコ・グヴァルディオルからボールを奪うと、そのままジョン・デュランがディフェンスラインの裏を独走し、ボックス外からシュートを放つ。これをシュテファン・オルテガが防ぐと、その後のコーナーキックでもオルテガがビッグセーブを披露し、チームを救った。
シティは古巣対戦となる左サイドのジャック・グリーリッシュにボールを集める。9分にはリュカ・ディニュのファウルを誘い、フリーキックを獲得。さっそく自身の強みを見せた。
16分、ヴィラに先制点が生まれた。自陣でのゴールキックからボールを受けたユーリ・ティーレマンスが相手を剥がし、スルーパスを供給。これにモーガン・ロジャースが反応して抜け出し、最後はデュランがオルテガとの1対1を制し、ゴールを奪った。
34分、ようやくシティにもチャンスが生まれた。フィル・フォーデンとリコ・ルイスのコンビで右サイドを攻略し、最後はボックス内からフォーデンがシュートを放つ。しかし、ヴィラの守護神GKエミリアーノ・マルティネスが右手を伸ばし、シュートを防いだ。
42分にはカウンターからシティに決定機。グヴァルディオルが敵陣までボールを運んで左に預け、グリーリッシュがクロスを送る。ゴール前でクロアチア代表DFが頭で合わせるも、枠は捉えられない。
ハーフタイムでシティが選手交代。ジョン・ストーンズを下げ、カイル・ウォーカーを投入した。ウォーカーが右SBとなり、リコ・ルイスが左に回った。ホームのヴィラはメンバー交代せず、後半に臨む。
51分には再びティーレマンスのスルーパスからデュランが抜け出し、ゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定を取られ、追加点は奪えない。
66分、ヴィラに追加点。ロジャーズが自慢のキープ力で自陣からボールを運び、ジョン・マッギンにパス。再びロジャーズにボールが渡ると、ボックス内から左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。シティはロジャーズにプレスをかけるも、誰もボールを奪うことができず、失点を喫してしまった。
73分、同点に追い付きたいシティはサビーニョを投入。右サイドに入り、フォーデンがポジションを中央に移した。84分には同じくドリブラーのジェレミー・ドクをピッチに送り込み、攻撃の活性化を狙う。
93分にはフォーデンがゴールを奪って反撃の狼煙を上げたが、同点に追いつくことはできず、2-1でホームのヴィラがこの一戦を制した。攻守両面でプレミアリーグ王者を圧倒しており、勝ち点を28にまで伸ばしてシティとの順位を逆転させた。
シティはカラバオカップのトッテナム戦からの12試合で9敗目を喫することに。
アストン・ヴィラ 2-1 マンチェスター・シティ
【アストン・ヴィラ】
16分 ジョン・デュラン
66分 モーガン・ロジャーズ
【マンチェスター・シティ】
90+3分 フィル・フォーデン
アストン・ヴィラが追加点
— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) December 21, 2024
圧巻のロジャーズ
推進力と強さと決定力を見せつける
プレミアリーグ 第17節 #アストン・ヴィラ v #マンチェスター・C
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