アンフィールドで素晴らしいプレイ見せたマンU、しかしアモリム...の画像はこちら >>

先制点をもぎとったリサンドロ・マルティネス Photo/Getty Images

実力はあるのに一貫性がない

プレミアリーグ第20節、マンチェスター・ユナイテッドは首位リヴァプールと対戦し、2-2のドローとなった。チームが混乱に見舞われるなか、首位相手に終盤に追いつく執念のドロー。

しかも敵地アンフィールドでの対戦ということを考えれば賞賛すべき結果だが、意外なことにルベン・アモリム監督は試合後の会見で怒りをあらわにした。

「他の試合のせいで、私はさらに腹を立てている。いくつかのことは理解しがたい。これはシステムや技術の問題ではない。別の問題なのだ」

「今日は腹が立っている。本当に腹が立っている。パフォーマンスに満足しているが、今日の試合では誰もがよくやったと言うだろう。今日、チームに対して腹を立てているのは私一人だ。だが、今日我々はチームとなっていた」

「先月は良い試合がいくつかあったが、その後また落ちてしまった。これは本当に一貫性を持たなければならないことだ。マンチェスター・シティ戦のあとも同じ話をしたのに、同じだった」

アンフィールドでリヴァプール相手にこのような戦いを見せることができるのに、なぜそのパフォーマンスと気迫を毎試合出せないのか。アモリム監督が言っているのはそういうことだろう。
キャプテンのブルーノ・フェルナンデスも監督に同調し、同じ考えだと語っている。

「リーグ首位で、今季のプレミアリーグで傑出したチームであるリヴァプールを相手に、アンフィールドでこのプレイを見せられるのに、なぜ毎週できないのかと、とても悔しい思いをしている」

ユナイテッドは自信をつかみ、ここから巻き返しを見せられるだろうか。今後に期待が持てるパフォーマンスだったことは確かだ。


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