京都への復帰が決まった奥川雅也 photo/Getty Images
2015年より海外に
京都サンガF.C.は23日、ドイツのアウクスブルクから奥川雅也(28)が完全移籍で加入することを発表した。
奥川は京都のアカデミー育ちで、2015年にトップチームデビューを果たす。
2021年冬にビーレフェルトへの買取オプションつきのレンタル移籍を経て、夏には完全移籍で加入。2023年夏からはアウクスブルクでプレイするも、怪我の影響もあり、シーズン前半戦の出場は2試合のみ。その後半年間ハンブルガーSVへレンタル移籍し、今シーズンは再びアウクスブルクへ復帰していた。しかしセカンドチームでの出場となり、公式戦8試合で1ゴール2アシストをマークしている。
約10年ぶりの古巣復帰となったが、奥川は欧州での経験を京都で生かし、成長した姿を見せたいと、公式で意気込みを語っている。
「京都サンガF.C.のファン・サポーターの皆さん、10年ぶりに京都のピッチでプレイさせてもらうことになりました奥川雅也です。この10年間でどれだけ成長したのかを皆さんに見せることが僕の仕事だと思います」
「僕がヨーロッパにいる間もサンガの試合はよく見てましたし、素晴らしい選手がいる中で、自分が入ってどうやってフィットしていくのかなっていうのは自分としてもすごい楽しみな部分でもあるので、皆さんも僕がどれだけ成長したのかを楽しみにしてもらいたいです」
「また、自分は攻撃の選手なのでチームに得点をもたらしたいですし、京都サンガF.C.は歴史のあるチームなので、そのチームに僕が帰ってきてタイトルを取るっていうのが僕の今の目標でもあるので、それをファン・サポーターの皆さんと一緒に分かち合えたらいいなと思います」