チームを牽引する存在として成長した久保 photo/Getty Images
右サイドを何度も崩した久保
レアル・ソシエダがラ・リーガ第21節のヘタフェ戦に敗れ、第20節のバレンシア戦、ELのラツィオ戦に続いて、公式戦3連敗を喫した。
この試合、ソシエダは後半途中まで主導権を握るも、72分に先制点を許すと守備が崩壊し立て続けに失点。
ツートップの右で先発した久保建英は、この日も得意のドリブルで右サイドを駆け上がり、何度もクロスを送ってチャンスを演出するも、チームは一本もシュートを決めることができなかった。
試合後、インタビュアーの前に立った久保建英に笑顔はなく、「ファンに謝罪したい」と失望を露わにした。
続けて「恥ずべき試合だった。我々はあらゆる面で苦しみ、相手は非常にプレッシャーをかけ、我々を打ち負かした。今日の試合では良い点は何もなかった」と反省を口にした。
そしてインタビュアーから3連敗の原因を問われると「分からない。我々は良い週を過ごしていたが、3試合全て負けてしまった。我々は団結しなければならないが、負けたら毎回、同じことを言っていても仕方がないので、結果を見せることが重要だ」と結論付けた。
果たしてソシエダは次戦、その良い結果を見せることができるのか。久保はこれまでも悔しさを経験した後に、自らの力でソシエダを勝利に導いてきた。
日本時間1月31日に開催されるELのPAOK戦は、そんな彼の姿が見られることを期待したい。