アストン・ヴィラでブレイクしていたデュランはサウジアラビアへ photo/Getty Images
サウジで成長できるのか
まさかの移籍劇だったと言えるか。アストン・ヴィラでブレイクしていた21歳のコロンビア代表FWは、今冬にサウジアラビアのアル・ナスルへ移籍することが決まった。
アル・ナスルにはクリスティアーノ・ロナウドも所属しており、サウジアラビア国内リーグは近年人気のリーグではある。ただ、人気の理由は『マネーパワー』によるところが大きい。リーグ自体の競争力には疑問があるのだ。
英『TalkSport』で司会を務めるサイモン・ジョーダン氏は、デュランのアル・ナスル移籍に落胆している。21歳の若さで欧州トップリーグを離れることに納得していないのだ。
「彼がサウジへ向かうことにリスペクトはない。あそこは世界レベルのリーグではないし、お金以外の理由で21歳の選手がなぜあそこへ行くというのか。この年齢で彼が競争的なリーグを離れるのは残念だよ。レベルが低いリーグでどう成長するのか。どうやって上手くなるのか。ほとんどのスポーツで上達する方法は、自分より上手い選手たちとプレイすることだ。そうすることで自分のレベルも上がる」
アストン・ヴィラでのデュランはオリー・ワトキンスとポジションを争う関係にあり、途中出場も多かった。