バイエルンにとってCLプレイオフでのセルティックは楽な相手?...の画像はこちら >>

セルティックはバイエルン相手にサプライズ起こせるか photo/Getty Images

バイエルンにとっては悪くない結果

チャンピオンズリーグ・リーグフェーズの戦いを何とか切り抜け、決勝トーナメント・プレイオフへ進んだセルティック。しかし、プレイオフの対戦相手はバイエルンだ。

戦力的にはバイエルンが数段上と言える。

この抽選結果について、元ドイツ代表選手で解説を務めるローター・マテウス氏は「(バイエルンにとって)最も簡単なカードを引いた」と喜んでいる。バイエルンの場合はマンチェスター・シティと対戦する可能性もあっただけに、マンCよりかはセルティックの方がやりやすいだろう。セルティックにとってはかなり厳しい戦いとなるはずだ。

「バイエルンはCLで最も簡単なカードに当たったよ。バイエルンサポーターの99%は、シティではなくセルティックと対戦できることを喜んでいるはずだ。もちろんシティも良いシーズンを過ごしているとは言えないが、彼らのクオリティが高いことは誰もが知っている」

「今季はドルトムントがホームでセルティックに7-1と大勝し、ライプツィヒはグラスゴーでの一戦で敗れた。セルティックの場合はホームスタジアムがもたらすエネルギー、パワーが凄まじい。あの雰囲気は素晴らしいものだ。しかしバイエルンは世界のあらゆるビッグスタジアムでプレイし、良い結果を残してきたクラブだ。セルティックにそこまでのクオリティはないね」(『Cletic Way』より)。

このプレイオフからはホーム&アウェイの戦いだ。
12日に行われる1stレグはセルティックのホームで開催され、1週間後はバイエルンの本拠地での戦いだ。セルティックがホーム&アウェイの戦いでバイエルンを撃破するのは困難なミッションとなるはずで、しかも今冬にはエースのFW古橋亨梧をレンヌへと売却している。果たしてその影響がどう出るのか。

バイエルンも油断は禁物だが、悪くない抽選結果なのは確かだ。セルティックを撃破してのベスト16進出は絶対のミッションと言えるだろう。

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