日本にいた3シーズンで89ゴールを量産したレオナルド photo/Getty Images
中国リーグで2年連続得点王
Jリーグで大量89ゴールを決めたブラジル人ストライカーが、将来、中国代表となって日本代表に立ちはだかるかもしれない。
そのブラジル人FWとは、ガイナーレ鳥取やアルビレックス新潟、浦和レッズなどで活躍したレオナルドだ。
2020年にJ1浦和に移籍すると、チームトップの11ゴールを決め、2021年には中国スーパーリーグの山東泰山に移籍。その後ローン移籍でいくつかのクラブを経て、2023年7月に浙江職業へローン移籍すると、2023年、2024年シーズンと2年連続で中国スーパーリーグの得点王となった。
先日、そのレオナルドはセレッソ大阪への移籍が噂されるも、上海海港へ移籍。そしてブラジルメディアのインタビューで、滞在期間5年の条件を満たせば、中国代表入りを目指すため帰化する考えがあると語ったことが報じられていた。
そして今回、中国のポータルサイト『捜狐』が、レオナルドの帰化を希望する言葉に反応。「中国サッカーへの愛情と忠誠心を明確に語り、中国に対する深い親情を示し、将来の帰化に向けて確かな基盤を築いた。彼は近来の中国サッカー界で最も有望な帰化選手と言え、将来的には代表チームのエースストライカーとしての活躍が期待されるだろう」と書いている。
レオナルドは2025年シーズンで中国滞在は4年目。もし将来、帰化が実現すれば、W杯予選だけでなくアジアの国際大会では彼が脅威となるに違いない。彼の今後の動向が注目される。