ウォーミングアップ中のニコ・ゴンザレス photo/Getty Images
悔いの残るデビュー戦となった
FA杯4回戦レイトン・オリエント対マンチェスター・シティの一戦が行われ、1-2でシティが逆転勝利を飾った。
シティはヴィトール・レイス、ニコ・ゴンザレス、オマル・マルムシュの新加入組3人が先発となり、アブドゥコディル・フサノフも後半から起用されている。
ニコは待望のMFで、試合序盤はロドリの役割をこなしていた。相手を押し込めばボックス内に浮いたパスを供給して攻撃を活性化させ、前線でボールロストがあれば素早く相手に寄せてファウルで潰すなど、今のシティに足りないパフォーマンスを披露していた。
しかし、16分ジェイミー・ドンリーがロングシュートを放った1つ前のプレイで相手に倒された際にその相手がニコの上に覆いかぶさる形となり、ニコは負傷交代となってしまった。ピッチを去る際にはドクターの手助けがありながらも自ら歩いて外に出ており、重症ではないと予想できるが、ピッチ上でのパフォーマンスは今後に期待できるものだっただけに、悔いの残るデビュー戦となった。
試合後、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラ監督は『Manchester Evening News』にてニコが倒された場面に言及している。
「ニコはプレミアリーグと審判団についてすぐに理解したと思う。VARがないことに審判は慣れていないからより難しくなることはわかっている。でも、マルムシュが倒されたシーンは明らかにPKだった。残念なのは(ニコに対して)どれほど激しいキックだったのかがわからず、続行できなかったことだ」
ニコはピッチを去った後、ベンチから試合を観戦しており、本日9日に精密検査を受ける予定だという。