ユヴェントスで活躍するマッケニー photo/Getty Images
一時は構想から外れるかと思われたが……
現代でも珍しいタイプのユーティリティプレイヤーと言えるだろうか。今季ユヴェントスで複数ポジションをこなしているのがアメリカ代表MFウェストン・マッケニーだ。
11日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレイオフ1stレグのPSV戦では攻撃的MFの位置に入り、強烈なボレーシュートで先制点を記録。68分間プレイして2-1の勝利に貢献した。
今季のマッケニーは今回の攻撃的MFに加え、本職とされるセントラルMF、守備的MF、さらに左右のサイドバックでも数試合プレイしている。派手なテクニックを持つ選手というわけではないが、豊富な運動量を軸にハードワークしてくれる貴重な選手だ。
マッケニーは昨夏にアストン・ヴィラへ向かう可能性も噂され、チアゴ・モッタ体制となるユヴェントスで構想から漏れるのではとも言われた。しかし現在では貴重な戦力となっており、幅広い役割をこなしてくれるユーティリティプレイヤーとしてチームに貢献している。
マッケニーの成功はアメリカサッカー界にとってもプラスであり、2026ワールドカップへマッケニーも代表の主要メンバーだ。複数ポジションをこなせる選手はワールドカップのような短期決戦でも貴重であり、マッケニーはクラブ&代表で重要な戦力となっていくだろう。

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