怪我に悩まされ続ける冨安 photo/Getty Images
近年は怪我に悩まされている
アーセナルでプレイする日本代表DF冨安健洋には再び長期離脱の可能性が浮上しており、現地メディアの多くは日本代表DFの状態や将来について注目している。
膝の怪我の影響で今シーズンはプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦の6分間しか出場できていない冨安。
冨安は2023年にも膝を手術し、3カ月ほどの離脱を強いられており、2度目の手術はアーセナルにとっても痛手となる。そんななか、アーセナル専門メディア『『PAININTHEAESENAL』は「冨安健洋が再びアーセナルのユニフォームを着ている姿を見られるのか?」というタイトルで同選手の今後に注目している。
同メディアは冨安を「ミケル・アルテタ監督の下でアーセナルの進歩を象徴する選手だった」、「アルテタがディフェンダーに求めていたすべての要素を備えていた」と称賛しながらも、加入以降怪我に悩まされてきたことにも言及。
さらに「長年の問題を解決するには膝の手術が最善の選択肢であることは間違いない」と、2度目の手術で冨安の負傷歴が改善される可能性があることに期待を寄せてはいるものの、「アーセナルのプロジェクトがかつては守備の進歩の代名詞だった冨安を今後も必要とするのかどうか、疑問に思う人も多いだろう」と、離脱の多い冨安のアーセナルでの将来について疑問を呈している。
英『90min』も「アーセナルは今夏冨安へのオファーに耳を傾けるかもしれない」と報じており、負傷が続くことや左SBでマイルズ・ルイス・スケリーが台頭してきたことも考えると、アーセナルでの立場はこれ以上に危ういものになるかもしれない。
コンディションが整ってさえいれば、アルテタ・アーセナルで定位置を確保できるほどのポテンシャルを持っているだけに、度重なる怪我が悔しい冨安。まずは膝の負傷をしっかり治すことが望まれるが、今シーズン再びアーセナルのユニフォームを着た冨安を見ることができるだろうか。