コモで充実した時を過ごすペローネ photo/Getty Images
セスク監督についていくようだ
今冬の移籍市場では大型補強を行ったマンチェスター・シティだが、それでもまだ中盤は高齢化が顕著なポジションだ。イルカイ・ギュンドアン、ケビン・デ・ブライネ、ベルナルド・シウバ、マテオ・コバチッチの4人が30代となっており、ニコ・ゴンザレスのような若手が求められている。
2023年にアルゼンチンのベレス・サルスフィエルドからシティに加入したマクシモ・ペローネは22歳と若いMFで、今季はセリエAのコモ1907にレンタルされている。今季で欧州2年目となっており、来季シティに復帰する可能性も考えられるが、本人は今後もコモでプレイしたいと考えているようだ。『Manchester Evening News』が伝えている。
「代理人がいるため移籍について私は何も知らない。私はここにとどまり、コモとともに成長し、もっと学びたい」
「チームメイトを助けたいし、セスク・ファブレガス監督と一緒にいれて嬉しい。彼とは素晴らしい関係を築いている。僕の将来がここにあることを願っている」
ペローネはシティがフリアン・アルバレスを獲得した翌年に加わった選手で、アルバレスのようにトップチームでの活躍を期待されたが、加入後はレンタル先で武者修行を行っている。
加入後、ペップ・グアルディオラ監督は同選手について「頭の回転が速く、視野が広い。ポケット内での動きが非常に良い」と称賛していたが、本人の意思はすでにシティではなくコモに向いているようだ。
シティはレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツ獲得に関心を寄せており、高齢化した中盤の再建を目指している。ユース出身のジェームズ・マカティーも期待されており、多くのオファーが届いたようだが、依然としてペップ監督の手元に置かれている。