森保監督率いる日本代表は、2026年W杯出場が近づいている photo/Getty Images
欧州各国のトップリーグで日本人選手が活躍
日本代表の森保一監督が、欧州視察を終えて帰国した。
滞在期間は18日間にも及び、16試合を視察。
同監督は、今回の視察の感想を聞かれると「いい情報収集ができた」と成果を語るも「日本人選手がこれだけ海外に多くなった今、見る試合が足りない。今回のような視察の形でいいのかを考えさせられ、私が欧州に居住することも考えていかなくては」と今後の視察のあり方に言及した。
現在、日本サッカー協会はドイツのデュッセルドルフに事務所を置いている。しかもドイツリーグには1部と2部合わせて12人、近隣国のフランスやオランダ、ベルギーのリーグにも合わせて約30人の日本人選手が活躍している。もちろん視察する際は、代表入りする可能性のある選手を絞って行うだろうが、森保監督が見る試合が足りないと語った通り、人選を迷うほど若手の成長が著しいということでもあろう。
欧州居住によって、より多くの選手を観察することで、森保監督の中で秘策となるようなオプションが増えるのであれば、日本代表のレベルアップにも繋がるに違いない。今後の動向に注目だ。