ボーンマスのイラオラ監督 photo/Getty Images
ポステコグルー監督の立場が危うい
昨季はあと一歩のところでプレミアリーグトップ4フィニッシュを逃したトッテナム。今夏の移籍市場ではその雪辱を果たすためにボーンマスからドミニク・ソランケを獲得して新シーズンに臨んだ。
しかし、24-25シーズンは苦戦続きとなっており、プレミアリーグでは25試合を終えて9勝3分13敗、勝ち点30で12位に沈んでしまっている。主力の負傷が大きく影響しており、守備の要であるミッキー・ファン・デ・フェンは現在も離脱している。
結果がでないこともあって指揮官であるアンジェ・ポステコグルー監督の立場は日に日に危うくなっており、いつ解任されてもおかしくない状況だ。
『talkSPORT』によると、トッテナムはポステコグルー監督を解任した場合の後任候補としてボーンマスのアンドニ・イラオラ監督をトップのターゲットとして注目しているようだ。
イラオラ監督は現役時代アスレティック・ビルバオで長くプレイした選手で、2023年からボーンマスを指揮している。今季はリヴァプール、アーセナル、ノッティンガム・フォレスト、マンチェスター・シティに次ぐ5位にボーンマスを導いており、イングランドで評価を高めている。
しかし、同メディアによると、イラオラ監督はボーンマスでの環境を気に入っており、クラブを離れるつもりはないようだ。実際に来季の欧州カップ出場権を得られる順位をキープしており、ボトムハーフに沈むスパーズへ移籍するメリットは見当たらない。