「実は彼のプレイをよく研究している」　バルセロナの未来を担うクバルシが参考にする現役トップディフェンダーとは
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クバルシは10代からトップで活躍している photo/Getty Images

チームに欠かせないセンターバックに成長

2月19日に行われたカタルーニャ・スポーツ・フェスティバルにて1年間で最も活躍したカタルーニャ男子選手賞にパウ・クバルシが選ばれた。昨年は17歳ながらトップチームに招集され、今やチームに欠かせない不動のセンターバックとして活躍しているクバルシは『SPORT』のインタビューでこの一年間を振り返っている。



「たくさんの思い出、たくさんの喜び。夢のようなバルサのトップチームデビューを果たし、出場機会を与えてくれたシャビ前監督と一緒に戦って、出場機会を得ることができた。そして夏にオリンピックのメダルを手にした」

続けてインタビューではセンターバックのステレオタイプとして「泥臭く対戦相手に恐れを抱かせなければならない」と語られることが多かったが、「クバルシはそういったタイプではない」ということについて質問を投げかけられた。その問いについてクバルシは笑いながら「時代と世代は変わって、今のセンターバックは昔の典型的な長髪のセンターバックほど力強さを求められるわけではないね。現代の自分たちと異なると言えるだろう」と答えた。

またその現代サッカーで、「参考にしている他のセンターバックはいるか？」と聞かれるとリヴァプールのファン・ダイクの名前を挙げた。

「プレミアリーグを見るのが好きだからファン・ダイクはよく参考にしているよ。（クバルシが持っていないファン・ダイクの強みについて質問され）驚異的なフィジカルの強さ、1対１のディフェンス、そしてリーダーシップ……。実は彼のプレイをよく研究しているんだ」

現在18歳のクバルシだが、この1年間で眩いほどのポテンシャルと実力を披露してきた。今後バルセロナでさらに経験を積み、クロップ時代からリヴァプールの大黒柱を担ってきたファン・ダイククラスの選手に成長すればチームにとってこれ以上心強い存在はいないだろう。

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